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azoc2yg73
Joined: 07 Oct 2014
Posts: 7
Location: USA
07 Oct 2014 16:03 |
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 ことによる
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, 『無茶をした結果です』
澄んだとは決して言えない、頭に鈍痛を与えるような声。低いような、ただ単に威厳を持っているだけのような、どちらにしろルシエにとってはあまり好感の持てない声だった。
しかし、さすがは王だ。あっさりとばれてしまい、内心舌打ちをする。
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, 「お前なぁ‥まぁ良いけどよ」
だが、道案内に関しては、頼りにしてくれているようである。
今度も道が途絶えるかと、少し焦るが、若干の下りに道が変わると、街道の敷石に道が戻った。
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, 秘密は守るとローレリアンには約束してしまったけれど、それはいかにも、無理なことのように思える。野営病院に必要な薬を取りに行ったりしたら、王子の側近たちはすぐに王子の体調不良に気づいてしまうだろう。
だから、ローレリアンは、苦しくても我慢してしまうのだ。たった一人で、すべてを押し殺して。
むきになってローレリアンは、声を荒げた。
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,「んなっ!?」
大斧の届く位置に入った時、崩れた足場を利用して撹乱させながら懐へと向かったサイードには、当たれば確実に首が飛ぶであろう攻撃が迫っていた。
次にサイードを襲ったのは、豪腕により振られた斧が生んだ衝撃波だった。
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「どういう事だ？」
そう言いながら再びセルネイの許に向かったイルヴェルトは、セルネイに書き終えた手紙を差し出した。
しかしイルヴェルトの護衛のため王宮に残るユイだが、イルヴェルトにとっても数少ない信頼できる人物でもあるため、重要な調べものなどはユイに頼む事が多いのだ。
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言葉を失い項垂れる仲間を放置し、ルシエは物腰柔らかに必死で空気になろうとしていた者達の方向へと向く。
「リサーナは、自分の意思で幕引きを決めたんだ。彼女は、本当に綺麗な微笑みを浮かべながら、終わりを選んだんだよ。それがどれだけ幸せなことか。どれだけ、破罪使と悪魔にとって重要なことか、君達に分かるかい？」
アナスタシヤの視界に広がる小さく細い背中の先、そこにあったのは満面の笑顔だった。嬉しさ、楽しみ、希望、愛おしさ。輝かしい感情を形に他人へと伝えられる、そんな表情。しかし、ルシエに初めて浮んだそれは、ゼフとクランクに絶望を与えた。二人の知る選択の結果が、そこにはあった。
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